仕上げ職種

訓練概要

1 日程 9日間
2 場所 要請企業の作業場
3 受講者 3名
4 内容 技能検定※1実技課題を活用した実技指導
(やすりによる平面仕上げ、摺り合わせ調整、当たりの見分け方など)
5 指導者 ものづくりマイスター(仕上げ)1名

学校からの声

技能検定受検をとおして技能の向上を図っているが、社内に高度な技能を有した指導者がおらず、なかなか結果が出ない状況であったため、ものづくりマイスターの指導を希望した。その結果、技能レベルが向上し、大変良い成果があった。

受講者の声

「技量に応じた指導をしていただき、理解しやすかった。」
「細かな気配りや道具にも気を遣っていただき、助かった」

ものづくりマイスターの感想

やすりでの平面仕上げ、当たり取りとその当たりの見分け方、正確な取り方を指導した。受講者は、摺り合わせの際の「本当の当たり」と「うその当たり」の見分け方に苦労していたが、実技指導を受けているうちに、やすり、きさげでの平面仕上げのレベルが上がってきた。

※1技能検定とは・・・働く人々のもつ技能のレベルを公証する国家検定制度で、学科試験と実技試験で行われます。機械加工や建築大工など全部で、128職種の試験があります。3級技能検定は、学生生徒や訓練生でも受けることができます。
(技能検定に係るポータルサイト「技のとびら」)

建築大工職種

訓練概要

1 日程 1日間
2 場所 地元公共施設の作業場
3 受講者 8名
4 内容 技能五輪全国大会※2の課題を活用した実技指導
(加工仕上げ、組立て等)
5 指導者 ものづくりマイスター(建築大工)1名

学校からの声

競技課題を研究することにより、技能向上意欲を図る目的で、ものづくりマイスター制度による技能五輪「建築大工」職種の競技課題を活用した実技技能講習を実施した。その結果、作業のスピードアップにつながった。

受講者の声

「ものづくりマイスター自身が技能五輪全国大会に出場経験があったので、作業の他にも色々なことが学べた。」

ものづくりマイスターの感想

受講者は、原寸図の作成、部材の木削り、墨付けなどの基本的な作業を正確にすることができていた。無理や無駄のある作業を減らし、効率よく作業を進めることにより、よりスピードアップが図れると思った。

※2五輪大会とは・・・国内で青年技能者の技能レベルの日本一を競い合う競技大会です。旋盤や造園など、約40種職種の競技が行われ、西暦偶数年の大会は、技能五輪国際大会の国内予選を兼ねます。
【出場資格】
技能検定2級レベル以上の技能を有する原則23歳以下の青年技能者